ごあいさつ
2011年3月11日東日本大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。また、福島原発の事故により避難を余儀なくされておられる方々が一日も早い帰宅が実現し、生活と仕事が回復されますことを祈念いたします。
当社も被災された方々に少しでもお役に立てればと3月21日より3ヶ月間の売上の1%を義援金として寄贈させていただきました。
当社は創業以来、社是である「ご縁を大切に、信用を大切に、品質を大切に」を商売の基本に、ものづくりは「キレイな環境づくりのパイオニア」をモットーとして行動してまいりました。21世紀は環境の世紀とも言われており、地球環境の保全を企業単位においても常に意識して活動していかねばならないと痛感しております。
当社はモットーにも掲げております通り、くず入れ・マットの製造を通じて環境備品提案を行なってまいりました。
製品企画の段階での素材の選定、製造そして再利用・廃棄までのプロセスを通じての環境配慮が重要と考え2001年初、京都工場でISO14001取得へ向けた活動を開始し、同年10月に認証取得し、現在ISO14001⁄2004規格に基づき活動を行なっております。
さて、この度の福島原発の事故による運転停止、また中部電力浜岡原発の運転停止にともない電力の節減が緊急の課題として数値目標を持って設定されました。京都工場においては、ISO導入以降すでに省エネ特に電力量の節減には取組んできました。
また当社の工場は京都に立地しており直接的な節減地域ではありませんが、電力の15%削減という数値にどれだけ寄与できるか、品質と労働安全の分野を見極めながら対応して行きたいと考えております。
既に当社は2010年夏、省エネをよりすすめる為に設備の大幅な更新を実施し、エネルギーの有効活用に努めております。また、製品のリユースをメーカーとして積極的に推進する為に「新品入替」ではなく「補修して利用」という姿勢を明確に打ち出し、納入ユーザーへのPR活動を行いました。
一方、将来のリユースを推進する為、ユーザーとの接点を重視する観点から、「ユーザー登録制度」もスタートしました。 当社は、今後もこのような活動を通じて、日本経済と我々の生活の安定に為に、また地球環境の保全に微力ではありますが貢献できるように努めてまいりますので、ご支援、ご鞭撻を今後も宜しくお願いします。
近年、エコを中心にすえた製品開発が主力となり、消費者・購買サイドの要求もエコ・リサイクルが製品選定の重要な要素となっていることは喜ばしい限りです。反面、エコ擬装なる問題も発生しています。当社は、実態に応じた努力を積み重ねることが大切だと考え、二酸化炭素の排出量実績に関しても「成果が出ていない」「悪い数値」も自戒を込めて発表し、今後の活動の糧としています。
2011年6月30日
ミヅシマ工業株式会社 社長 水島 正廣
環境方針
基本的考え方
創業以来、当社は、社是である「ご縁を大切に、信用を大切に、品質を大切に」を商売の基本にし、ものづくりは、「キレイな環境づくりのパイオニア」をモットーとして行動してきました。これからは、「キレイな環境づくりの為の製品提供」のみならず、地球社会の一員としての企業認識を持ち、「地球環境の保全」の為の行動を京都工場での生産活動を通じて実践しつつ、社内外(業界、得意先、仕入先)への周知にも力をつくす。特に、社内に対しては、将来の全社認証へ向けた推進役を担う。
当社、京都工場はこの「基本的考え方」を実践する為、組織の活動、製品又はサービスの性質、規模及び環境影響に対して適切な環境方針を以下のとおり定める。
- 環境に関して定める法規制条例とともに、当社の京都工場が同意するその他の要求事項、独自に定める自主基準を遵守し、汚染の防止に努める。
- 製品の開発・生産段階において製品素材の選定、使用時の環境負荷、輸送・梱包方法の環境負荷、リサイクルに関する事前評価を行い、技術的・経済的に可能な範囲で環境保全に適合する生産工程にて製品を提供する。
- 工場の生産活動での環境保全のみならず、材料、部品、外注加工の環境負荷の現状を把握し、設備の導入に際しても環境負荷についての事前評価を実施するとともに事務所運営においても、省エネ・省資源・廃棄物の削減・リサイクルに取り組む。
- 環境方針と整合した環境目的及び環境目標を定めて継続的な改善に努める。
- この環境方針は、当社の京都工場において文書化され、実行され、維持されるとともに、会社のホームページに掲載することにより、社内外を問わず広く入手できるようにする。
- 環境方針は定期的に見直しする。
推進体制
ミヅシマ工業株式会社 京都工場では環境管理グループを設置し、地球環境保全に努め、工場環境委員会で目標設定の審議や各グループの実行項目に対する経過や効果の報告及び討論を行なっています。
廃棄物分別収集
ミヅシマ工業株式会社 京都工場では全てのグループで廃棄物の分別収集を自社製品を用いて行い、外部回収業者にて回収してもらい、適切なルート及び方法で廃棄しています。
二酸化炭素排出量の削減
当社は生産活動において、消費電力現状維持及び社員一人ひとりの意識向上による省資源化を目標に「作業効率改善」をメインに取り組む事でCO2の排出量削減を計り、地球温暖化の防止に努めましてきました。但し、2005年から生産量の増加、製品の内製化(設備の稼働時間増加による電気使用量と塗装製品の増加によるLPガス使用量の増加)等により二酸化炭素排出量が2期連続で大幅な増加となったことにより、各グループでも「生産量が増えたから仕方がない・・・」という気持ちが「このままでは今までの活動の意味がなくなる」という危機感に変わり、社員一人一人の努力による作業効率の改善等により削減の兆しが2007年度より見え始め、少しずつではありますが排出量を削減できました。しかし、昨年2.4%増加、今年更に9.5%増加となってしまいました。
- 生産高の増加
- 塗装製品の増加によるLPガス使用量の増加
- 冬季の気温低下に伴う灯油使用量増加
上記3点が二酸化炭素排出量増加の原因です。
生産高の増加や資源の使用量増加を理由に二酸化炭素排出量の増加を「仕方がない」としたくないので、来年度は作業改善や節電対策の強化によって、何としてでも削減に結び付けたいと社員一同全力で活動していくよう意思を統一しました。
「出来る限りではなく、必ずやり遂げる!」
環境負荷低減製品の開発
ミヅシマ工業は、環境美化製品を製造・販売するメーカーとして「性能」や「使いやすさ」とともにかけがえのない自然を守り、人にも優しい製品づくりを目指し「環境性」の向上に努めています。 全ての製品にリサイクル、リデュース、リユースの3R&リペアの思想を取り入れるとともに環境負荷化学物質の含有量を削減した製品づくりを目指しています。
3R&リペアの思想
- Recycle(リサイクル)・・・再資源化
- 一度使われたものを資源としてもう一度上手に使う
- Reduce(リデュース)・・・廃棄物の発生抑制
- 廃棄物やゴミをなるべく出さないようにする
- Reuse(リユース)・・・再使用
- 製品や部品の再利用をはかりエネルギーを効率よく使う
- Repair(リペア)・・・修理
- 製品を長く使って頂くために部品交換のしやすい設計にする
- -取り組み-
- 「再生材の使用」、「再資源化の容易な樹脂の使用」、「分離解体が容易な構造」、使用済み製品のリサイクル」、「製品の強度向上、軽量化」、「部品交換のしやすい構造」 等
環境負荷化学物質削減
- 揮発性有害化学物質(VOC規制)の削減
- 特定有害化学物質(RoHS指令他重金属規制)の使用回避及び削減
- -取り組み-
- 「溶剤・粉体塗料の無鉛化」
- 「溶剤塗料、シンナーの低ホルム、トルエン、キシレンレス化」
- 「接着剤のノンホルム化」
- 「メッキ部品の三価クロム化」
- 「樹脂部材の特定有害化学物質の使用回避及び削減」
製品アセスメント
製品の「性能」や「使いやすさ」とともに「環境性」を向上させるために企画・設計段階で製品アセスメントを導入しています。製品の省資源化、環境負荷化学物質削減など下記8項目の評価項目に基づいて事前評価を実施し、製品開発を進めています
■製品アセスメント評価項目---------
- 製品の減量化(製品重量、環境負荷化学物質含有量)
- 再生材の利用、再資源化の可能性向上
- 耐久性向上
- 分離、分別処理の容易化
- 包装材の減量化、簡素化、有害性・有毒化の低減
- 安全性、環境保全性の向上(部材、生産工程、使用段階、廃棄時)
- 生産段階の環境負荷低減(環境法規制基準値、廃棄物、環境負荷化学物質の使用削減、省エネ、工数削減)
- 情報の開示(長期使用のための情報、安全にお使い頂くための情報、廃棄時の注意事項)
環境負荷低減製及びシステム
環境ラベル表示点数
- グリーン購入適合品・・・52製品
- エコ製品・・・1製品
環境対応製品の一例
かさっぱ(傘袋スタンド)
リサイクルベンチRB1(再生樹脂使用)
リサイクルベンチRB6(再生樹脂使用)
Bunbetuダストハウス#40(分別屑入れ)
分別回収用屑入れ
ゴミの再資源化。これが地球環境を守る第一歩です。オフィス、学校、公園、その他公共施設向けに分別一時保管、分別回収・運搬、分別二次保管用の分別屑入れをラインナップ。ISO14001をこれから認証取得されようとしている方、認証取得された方にもお勧めいたします。
塗装製品
ミヅシマ工業の製品は、塗料にもこだわり、人体、環境に有害な鉛化合物、六価クロム化合物を一切含有しない無鉛塗料だけでなく、全ての自社塗装製品にトルエン・キシレンレスの塗料を使用し塗装しています。
塩ビマットリサイクルシステム
ミヅシマ工業は、資源再利用による環境型社会に貢献するため回収したマットを洗浄・粉砕しケミカルリサイクル技術で新しいマットとして再利用するリサイクルシステムを確立しました。
(リサイクル対象商品:自社塩化ビニール製品7点)
※2002年新領域デザイン部門 グッドデザイン賞受賞




