施設内における衝撃吸収マットの必要性
病院や、老人福祉施設等の施設内はカート等の使用を想定している為、全体的に塩化ビニール等のタイル等が多く敷かれています。それらの固い床は入院患者のみならず、勤めている方々にもひざ等の負担が大きくなっていると考えられます。当然全てのスペースをクッション性の高い床にする事はカート等の作業や経費においても望ましい事ではないと思います。その中でスペースに合わせたマットの設置をお勧めします。必要な場所として考えられる事は、下記となります。
●浴室等素足で歩行する事が多く、かつ体重移動等による転倒の可能性が多い場所。
●リハビリ室等、力を加えたりする事で膝に負担がかかる場所。
●立ち仕事等、長時間同じ姿勢をする必要がある場所。
車椅子等の通過に対する段差対策について
多くの建築物が屋内から屋外、室内から室外に移動する際、仕切りとして段差が発生しています。これらは車椅子等での通行を阻害してきたものです。しかしながら現在バリアフリーという考え方が一般的になり、多くの段差が解消され、問題が解決しているとも言えます。ただしこれらは病院などの施設が揃った場所での話で、全ての場所が対応している訳ではありません。また改修が困難であったり、外部に接する場所の都合上、段差が残ってしまっている場所も多くのではないでしょうか。また病院がバリアフリーでも自宅等では段差が残っていたら十分な介護も困難になる事も考えられます。