ごあいさつ

ミヅシマ工業のこれから

当社は2016年の創業80周年につづき、2018年12月で会社設立70周年を迎えます。会社の創業時からの理念を忘れることなく社会に貢献できる会社として活動していく所存です。

さて、当社京都工場においてはISO14001/2004規格に基づき活動を行なっておりましたが、新しく2015年版が制定されましたので2017年からは新規格での活動をスタートし、2017年秋に2015年版での移行審査の認証も受けることができました。

近年、大規模な自然災害が各地で毎年のように起こっています。当社では、塗装設備損壊に起因する土壌汚染の危険性もあり、2016年には老朽化した塗装設備の一部リニューアルを実施いたしましたが、更に、2019年に向けて大規模な塗装設備の更新を調整中です。この期間中塗装業務を外部に委託する必要があります。外部委託とは言え、社内と同じく環境に配慮した製品の供給ができる体制の整備も行っていく所存です。

また、2018年には当社の主力製品であります樹脂グレーチングの製造設備も更新し、省エネ・省スペースを実現すると共に、より品質を高めた製品の供給体制を作ることができました。

2015年に国連で採択されたSDGs(持続可能な開発計画)も見据えて、環境配慮を怠ることなく対処する所存であります。併せて、品質と労働安全の分野を見極めながら対応して行きたいと考えております。更に、メーカーとして資源の有効活用の観点から製品のリユースを積極的に推進する為に「新品入替」ではなく「補修して利用」という姿勢を明確に打ち出し、営業部門と一体となって納入ユーザーへのPR活動を行い実績もでており、ユーザーからも感謝の言葉を頂いております。

今後もこのような活動を通じて、地球環境の保全に微力ではありますが貢献できるように努めてまいりますので、ご支援、ご鞭撻を今後も宜しくお願いします。

2018年6月30日

ミヅシマ工業株式会社

代表取締役社長 水島 正廣