当社は2018年12月で会社設立70周年を迎えることができました。今後も会社の創業時からの理念を忘れることなく社会に貢献できる会社として活動していく所存です。また2015年に国連で採択されたSDGs（持続可能な開発目標）も見据えて行動してまいります。
さて、当社京都工場においてはISO14001/2004規格に基づき活動を行なっておりましたが、今は2015年版での規格で活動しております。
昨年の西日本豪雨、大阪府北部地震、北海道東部地震、また上陸台風の増加など、大規模な自然災害が毎年のように起こっています。当社では、塗装設備損壊に起因する土壌汚染の危険もあり、2016年には老朽化した塗装設備の一部リニューアルを実施いたしましたが、2019年夏に大規模な塗装設備の更新に向けて準備中です。この期間塗装業務を外部に委託する必要があります。
外部委託とは言え、社内と同じく環境に配慮した製品の供給ができる体制の整備も行っていく所存です。併せて、品質と労働安全の分野を見極めながら対応して行きたいと考えております。特に新年度の行動規範として今までの３S活動を更に深化した5S活動を推進してまいります。
また、メーカーとして資源の有効活用の観点から製品のリユースを積極的に推進する為に「新品入替」ではなく「補修して利用」という姿勢を明確に打ち出し、営業部門と一体となって納入ユーザーへのPR活動を行い実績もでており、ユーザーから感謝の言葉も頂いております。
今後もこのような活動を通じて、地球環境の保全に微力ではありますが貢献できるように努めてまいりますので、ご支援､ご鞭撻を今後も宜しくお願いします。
2019年6月30日
ミヅシマ工業株式会社
代表取締役社長 水島 正廣